恋愛の神様10周年を記念して､世の中の10年間の歴史の流れ星回りで振り返るｺﾗﾑです｡
今年2009年世の中の運勢
社会のあり方を象徴する山羊座に本格的に入った冥王星は､これまでの資本主義社会､結果だけを重視した利益至上主義経済や経営ｽﾀｲﾙ､果ては行政ｼｽﾃﾑにまで鋭くﾒｽを入れることになるだろう｡どの分野でも､老朽化した慣習やｼｽﾃﾑは壊され､再生し､新しく整備されていく10年間のｽﾀｰﾄになる｡
さらに今年は､真の意味でのｸﾞﾛｰﾊﾞﾙ･ｽﾀﾝﾀﾞｰﾄﾞを唱える水瓶座を木星が運行するため､疲弊した社会構造にこれまでにない新しい考えが注入されることになる｡例えば､ﾄﾞﾗｽﾃｨｯｸなﾘｽﾄﾗで経営改善するのでなく､ﾜｰｸ･ｼｪｱﾘﾝｸﾞで危機を乗り切っていくような個人と全体の双方を大切にする方法も試みられるだろう｡そのﾄﾗｲｱﾙが現実化するには時間はかかるものの､きっと今後の希望につながっていくはずだ｡
また､後半に土星が天秤座に移行することから､結婚制度や夫婦やｶｯﾌﾟﾙのﾊﾟｰﾄﾅｰｼｯﾌﾟがより人間的な方向に是正され､男女というよりも人間としての同志感覚や人道的理想が強まっていくことになりそうだ｡また､裁判制度や法律の改定などによるﾙｰﾙの改正にともなって､｢ﾋｭｰﾏﾝ･ｽｷﾙ｣がｷｰﾜｰﾄﾞとなるだろう｡
国や民族､文化や宗教の違いを認めたうえで､お互いがつながり合っていくような個性の連帯には､ｲﾝﾀｰﾈｯﾄやﾓﾊﾞｲﾙをより良い社会ﾂｰﾙとして活用することも大切になる｡それにあわせて､いわゆる｢みんな違って､みんないい｣とか｢違う個性を集めて､大きな個性をつくろう!｣とったﾃｰﾏをもったｺﾝﾃﾝﾂが脚光を浴びそうだ｡
ｲﾝﾀｰﾈｯﾄやﾓﾊﾞｲﾙの役割がますます大きくなる分､便利なﾂｰﾙに振り回されない賢い人になる!ということも大切だろう｡
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