こんにちは。フォーチュン・カウンセラーのレイリィアスです。
今回は長野県松本市にある「四柱神社(よはしらじんじゃ)」に行ってきました。
縁結びの県内最強のパワースポットです。
地元では親しみを込めて「しんとう(神道)さん」と呼ばれているそうです。
柱とは神様を数えるときの単位ですが、四柱神社の御祭神は、「天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)」「高皇産霊神(たかみむすびのかみ)」「神皇産霊神(かみむすびのかみ)」「天照大神(あまてらすおおみかみ)」です。
古事記の冒頭に『天地初発の時、高天原に成りませる神の御名は、天之御中主神、次に高皇産巣日神、次に神皇産巣日神』と記されており、日本の歴史の上で最初に現れた神様が御祭神となっていることからも、四柱神社が特別なことがわかります。
「天之御中主神」は、はじまりの神様、「高皇産霊神」は、ものごとを結ぶ神様、「神皇産霊神」は、人を結ぶ神様、「天照大神」は、縁を結ぶ神様です。
このような最高位の徳の高い神様がいる四柱神社は、様々なご縁を結び、すべての願い事が叶うと言われています。まさに最強ではないですか。
四柱神社の歴史は新しく、明治に入るまでは、この場所は松本城の総掘りだったそうです。その後、1番最初に総掘りが埋め立てた跡地に四柱神社は建立されました。
筑摩(ちくま)県庁所在地の松本に置かれた中教院が四柱神社の前身で、明治天皇御親政に当り、明治7年に筑摩県庁の所在地である松本に神道中教院が設立され、院内に四柱の大神が奉斎されたそうです。
四柱神社の黒い色の鳥居は特徴的で、よく見ると鳥居の上部には鳩避けの杭がついていて微電流が流れているんだとか。
境内には「恵比寿神社」があり、商売繁盛、運気向上のご利益があります。
こちらは根の部分から二つに伸びて繋がっている「縁結びの松」です。そのため縁起の良い松とされています。こういう松は神社に多く存在していますが、不思議ですね。
四柱神社は天照大神を祀っていることから、伊勢神宮との繋がりがあります。
境内には「伊勢神宮遥拝所(ようはいじょ)」が設けられているので、伊勢神宮に向かって参拝をすることができます。
明治天皇の行幸に併せて造られた石橋は、陛下が渡り初めをしたことから「御幸橋(みゆきばし)」と名付けられています。
また、10月に行われる例祭では「神道祭(しんとうさい)」の愛称で呼ばれ、松本市を代表する秋祭りとなっているそうです。ぜひ参加してみたいですね。
恵比寿天と大黒天の姿を模した、かわいい人形型のおみくじは各500円。幸せになれるようなお顔をしていますね。
四柱の神様が並ぶ縁起のよさそうな絵馬やお札など。
そしてこちらが御朱印です。
実は四柱神社の御朱印料は値段が決まっておらず、心づけということで各自が決める仕組みでした。だいたい御朱印料は300円から500円くらいがほとんどですが、その方の御心で大丈夫ですよ・・・とのこと。
願い事結びの神様といわれている四柱神社は、どんな願いも聞き届けてくれそうなパワーがありました。
ありがとうございます。
次回は「白骨温泉」です。
お楽しみに。
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原稿提供元 アカデメイア