幸せと癒しのフォーチュンレッスン

第161回
鈴虫寺

こんにちは。フォーチュン・カウンセラーのレイリィアスです。
今回は、京都・嵐山近くにある鈴虫寺(すずむしでら)をご紹介します。
鈴虫寺の正式名称は、妙徳山 華厳寺(みょうとくざん けごんじ)です。
正式には華厳寺ですが、一年を通して鈴虫の美しい音色を聞けることから、「鈴虫寺」の名前で親しまれています。

恋愛の神様DX


石段を上り、山門をくぐると、京都の街中とは少し違う柔らかく落ち着いた空気に包まれます。そして、客殿へ入ると聞こえてくるのが、鈴虫たちの涼やかな音色です。
鈴虫といえば秋を思い浮かべますが、鈴虫寺ではなんと一年を通してその鳴き声を聞けるのです。
華厳寺の歴史は江戸時代の1709年、鳳潭上人(ほうたんしょうにん)が当時無住だった安照寺に入り、1715年に寺号が華厳寺へと改められました。その後、1723年に現在の松室の地へ移され、約300年にわたって法灯が受け継がれてきました。


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鈴虫寺ならではの楽しみは、「鈴虫説法」です。見学志納料は大人500円でした。混んでいるときは受付前でたくさん並ぶそうです。
参拝者は客殿で鈴虫の音色を聞きながら、お寺のことや日々の心の持ち方、幸福地蔵菩薩へのお参りの仕方などについて、僧侶のお話を30分ほど聞きます。


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お茶とお菓子をいただきながら聴く説法は、難しい仏教の話というより、日々の暮らしを少し見つめ直すきっかけになるような内容で、ユニークな語り口もあり、とても楽しいです。鈴虫の音色が重なり、なんだか心までほっとひと休みできるようで、一般的なお寺参りとは少し違う、鈴虫寺ならではの時間になりました。


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そして、鈴虫寺でもっとも有名なのが、山門のそばに立つ幸福地蔵菩薩(こうふくじぞうぼさつ)です。このお地蔵様には、とても珍しい特徴があります。
なんと、わらじを履いているのです。
通常の仏様は裸足ですが、幸福地蔵菩薩がわらじを履いているのは、願いをした人のところまで歩いて出向き、救いの手を差し伸べてくださるからだと伝えられています。右手には錫杖(しゃくじょう)、左手には宝珠(ほうじゅ)を持つお姿です。
そして幸福地蔵様へのお願いは、ひとつだけ。
あれもこれもと欲張るのではなく、「今、どうしても叶えてほしい願い」をひとつだけお願いします。


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「願いをひとつに決める」というのも、実は自分の心と向き合う大切な時間なのかもしれません。本当に今、自分が望んでいることは何なのか。そんなことを静かに考えながら手を合わせることで、願いそのものが少しずつはっきりしていくのかもしれませんね。
実は数十年前にも鈴虫寺に訪れ、願いが叶ったことがあるので、今回は御礼参りでもありました。


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また、鈴虫寺では幸福地蔵菩薩のお姿が中に納められた「幸福御守」も授与されています。願掛けをする際には、この御守を持って祈願することが案内されています。詳しいお参りの仕方は、鈴虫説法の中で説明されるので大丈夫ですよ。


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鈴虫寺を訪れて感じるのは、「願いを叶えてもらう場所」というだけではない優しい魅力です。鈴虫の音に耳を澄ませ、説法を聞き、自分の心を見つめながら、最後にひとつだけ願いを託す。
その一連の時間そのものが、慌ただしい毎日の中で少し立ち止まり、「自分にとって本当に大切なものは何だろう」と考えるきっかけをくれるように感じました。


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鈴虫寺では一年中響く鈴虫の音色と、わらじを履いた幸福地蔵様に感謝をしつつ、京都らしい静かな風景の中で心をほっとゆるめながら、大切な願いをひとつだけそっと託してみる…。そんな穏やかな時間でした。


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鈴虫寺の御朱印はこちらです。
鈴虫の優しい音色に包まれながら説法を聞き、幸福地蔵さまへ願いを届けた参拝の思い出とともに、大切に残しておきたい御朱印です。鈴虫が描かれているのが、かわいいポイントです。


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そして京都のカフェではおいしい抹茶とお菓子もたくさんいただきました。
鈴虫寺は、願い事があるときはもちろん、少し疲れた心を休ませたい時にも訪れたくなる、優しい祈りに包まれた場所でした。
そんな意味で、心を整え、新しい一歩を考えるきっかけを与えてくれるミラクル・パワースポットでした。ありがとうございます。

次回は小田原城にある報徳二宮神社を訪れます。静かな境内に流れる清らかな空気に包まれながら、心を整えるひとときをご紹介します。
どんな出会いや気づきが待っているのでしょうか。どうぞお楽しみに。