幸せと癒しのフォーチュンレッスン

第112回
滋賀縣護國神社

こんにちは。フォーチュン・カウンセラーのレイリィアスです。
今回は滋賀県彦根市にある滋賀縣護國神社(しがけんごこくじんじゃ)です。国宝に指定されている彦根城のすぐ近くにある神社です。

恋愛の神様DX


彦根駅より徒歩7分の位置にある滋賀縣護国神社は、戊辰戦争から西南の役、日清・日露戦争、そして第二次世界大戦までの滋賀県出身の戦没者の3万4千人余りの英霊を御祭神として祀っています。


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滋賀県護國神社は1875年に内務省布令によって旧彦根藩主だった井伊直憲(いいなおのり)が現在の地に招魂社(しょうこんしゃ)造営を着手したのが始まりとのことです。井伊直憲は、桜田門外の変で暗殺された井伊直弼(いいなおすけ)の二男にあたり、直弼が暗殺された後に家督相続によって彦根藩主となりました。翌年の1876年には戊辰の役で戦死した彦根藩士26人の神霊を招魂鎮座し、創始となりました。
太平洋戦争後の占領期だった時には沙々那美神社(さざなみじんじゃ)に改称されましたが、その後1953年に滋賀県護國神社に社名が戻されています。


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毎年8月に行われる「みたま祭り」では、約5,000個の提燈を境内に点してご先祖への感謝、さらには世界の平安を祈念する祭典が行われます。
灯される提燈は境内から参道にかけて吊るされ、これからの平和を祈る光の祭典が3日間にわたって繰り広げられます。開催期間中は多くの参拝者で賑わうそうです。こういった平和の祭典はずっと受け継がれていくといいですね。


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こちらは夫婦梅、そして井伊家・水戸家仲直りの梅です。
桜田門外の変以後の、井伊家・水戸家両家の仲直りの祭典が1968年に執行されたのを記念して、水戸市より梅が送られました。仲直りしたい人がいる方は、その人のことを想って梅に願いを架けてみると良いかもしれませんね。


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「井伊大老歌碑」
桜田門外の変で暗殺されてから100年が経過した1960年に建立された直弼直筆の和歌を写した碑文があります。
「あふみの海 磯うつ浪の いく度か 御世にこころを くだきぬるかな」
意味は「琵琶湖の波が磯に打ち寄せるように世の為に幾度となく心を砕いてきた。しかし、国の平和を願い全身全霊を尽くしてきたので悔いは残らない」とのことです。
井伊直弼もまた平和を祈り、人生を捧げてきたのですね。


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「平和の礎・シベリア強制抑留者慰霊碑」
これは第二次世界大戦終結直後にソビエト連邦によって日本軍捕虜らがシベリアへ強制連行され抑留生活と奴隷的強制労働を強いられた歴史を後世に残そうと建立された碑です。その横の、馬と犬、そして鳩が並ぶこちらの像は戦没した動物たちの忠魂碑です。戦争では人だけではなく、こうした動物たちも犠牲になりました。痛ましいことですね。


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「母の像・父の像」
1969年8月に滋賀県遺族会青年部により「父の像」が建立され、2007年9月に財団法人滋賀県遺族会創立60周年を記念し「母の像」が建立されました。
家族を想い、戦い、必死に生きた人々の像です。これらを見ると、本当に二度と戦争をしてはいけないと改めて思います。


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参拝の際には何種類かの御朱印がありました。
こちらは井伊家の兜印の「井伊の赤備え」です。かっこいいですね。


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また、巫女さんが舞っている「浦安の舞」という昭和天皇作の雅楽の歌詞の印のある御朱印や、彦根城の御朱印など、色彩も美しい御朱印があるのでおすすめです。
滋賀縣護國神社は彦根城の観光の際に偶然立ち寄ることとなりましたが、戦争の歴史や平和への願いなどを、また考えるきっかけにもなる神社でした。
私たちが今こうして平和な時代を生きていられるのは先人の皆さまのおかげです。感謝します。ありがとうございます。

次回は「彦根城」です。
お楽しみに。