こんにちは。フォーチュン・カウンセラーのレイリィアスです。
今回は神奈川県の河原町にある1300年もの歴史を誇る「五所神社（ごしょじんじゃ）」です。湯河原駅からバスに乗って5分ほどに五所神社のバス停があり、また車の駐車場も完備されています。石橋山合戦の前夜、戦勝祈願の護摩を焚いたといわれ、現在は湯河原の守り神、そして長寿長命のご利益があるとして崇敬されています。
五所神社の御祭神は、天照大神（あまてらすおおみのかみ）、天忍穂耳尊（あめのおしほみみのみこと）、瓊瓊杵尊（ににぎのみこと）、彦火々出見尊（ひこほほでみのみこと）、鸕鷥草葺不合尊（うがやふきあえずのみこと）、誉田別尊（ほんだわけのみこと）、素盞鳴尊（すさのおのみこと）、伊弉諾尊（いざなぎのみこと）、伊弉冊尊（いざなみのみこと）の九柱。明治45年に熊野神社と八幡神社を合祀し、現在のご祭神となっているそうです。さすがは由緒正しい神社、錚々たるたるメンバーが並んでいます。
五所神社は創建の年代は不明ということですが、社伝によれば今から1300年前の飛鳥時代、第38代天智天皇の頃、加賀国から移住した二見加賀之助重行という人物らにより、この地方が開拓された際、神代五柱（天照大神以下五柱）がお祀りされ、鎮守社として創建されたと伝えられています。
この日はちょうど大晦日ということで、大祓（おおはらえ）の「茅の輪くぐり」がありました。
この茅の輪くぐりをくぐることで心身を清めて災厄を祓い、無病息災を祈願するというものです。日本神話のスサノオノミコトに由来するといわれ、「祓えたまえ 清めたまえ」と唱えながら8の字に3度くぐり抜けます。
神奈川県指定重要文化財である御本殿は、由緒ある荘厳な雰囲気を醸し出しています。
拝殿の右手前に境内社である山神社もあります。
源頼朝の戦勝祈願した樹齢850年の「御神木の楠」は、幹周り8.2メートル、高さ36メートルを誇り、「かながわの名木百選」や町の天然記念物に指定されています。
この御神木で健康、安全、勝利を願いましょう。
また、五所神社のもう一つの見どころは、境内の至る所にお祀りされた「湯河原七福神」です。境内を散策して、それぞれ七福神の像を見つけてみるのも楽しいですね。
また、こちらは平成9年に町の天然記念物に指定されたイチョウの木です。
樹齢推定８５０年ということですが、平成２３年の台風で一部の枝が折れ、危険なために主幹上部を切ったそうです。切られていなかったら、もっと大きく雄大な姿を見ることができたことでしょう。
五所神社の御朱印です。湯河原七福神との2枚セットがおすすめです。
そして湯河原といえば温泉ですね。
ゆったりのんびりと湯河原の温泉も堪能してきました。
五所神社は湯河原随一のパワースポットでもあり、湯河原の地にて、古くより崇敬されてきた神社でした。ありがとうございます。
次回は「西本願寺」です。
お楽しみに。
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原稿提供元 アカデメイア
