そろそろ初夏の訪れです。
季節の変わり目なので、体調不良にお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
五月病も騒がれるこの時期は、心身共に心が不安定になりがちです。
こうしたモヤモヤを吹き飛ばすには、定期的な気分転換とリラックスタイムが欠かせません。
気分をリフレッシュして元気になるためのスペシャルティータイムをご紹介しましょう!
<ティータイムのお茶>
古今東西の人々から愛されるティータイムのお茶は、その種類に関わらず、人へのもてなしに欠かせない大切な役割をしてきました。人と一緒に楽しむティータイムは、和やかな語らいの場となってくれます。ゲストをもてなし、社交に用いられてきたお茶は、儀式の中でも重要な役割を担うことがあったそうです。
また、お茶の葉もコーヒーの粉も、古くから占いに用いられていました。茶葉占いは、社交の場で生まれた娯楽の1つだったのかもしれませんね。
<ティータイム>
忙しい日常に追われる現代人は、のんびりお茶を楽しむ時間が取れず、仕事や勉強をしながらお茶を飲むことがほとんどなのかもしれません。
本当は、有閑マダムのように、豪華なアフタヌーンティーを楽しみたいところですが、なかなかそうもいかないはず。
けれど、作業に追われながらも、一口お茶を飲むだけで、不思議と気分が落ち着きます。
また、気持ちに余裕がない時でも、人にいれてもらったお茶の味は格別においしく感じられ、優しい自分を取り戻せるでしょう。
人をもてなそうとして頑張らなくても、お茶には人を元気にする力が秘められています。
お茶は生命の飲み物であり、女性性や女神に結び付けられることもあります。
ティータイムは命を実感するひとときであり、お茶会は喜びの儀式なのかもしれませんね。
<お茶の種類>
ここでは漠然と「お茶」と呼んでいますが、お茶の種類は何でも構いません。
コーヒーでもOKです。
ただ、お湯を使っていれたいので、今回はホットに限定します。
ホットで飲めるものなら、カフェインのあるなしも関係ありません。
手軽にリフレッシュして元気になることが重要なので、好きなものを楽しみましょう!
<スペシャルティータイム>
お気に入りのカップと、好みのお茶を用意したら、スペシャルティータイムを始めましょう!
自宅外でお茶をいれる時は、その場の備品のお茶よりも、自分で持ち込んだスペシャルティーを使うとより元気になれるはず。
自分だけの「スペシャル」を実現しましょう!
◎リラックスする
深い深呼吸を3回行います。
息を吐き切ることがポイントです。
吐く息と共に、心身の疲れや心配事が一緒に出て消えていくことをイメージしましょう。
寝ころがれる環境であれば、軽く目を閉じて横たわり、全身に力を入れて緊張した後に、一気に脱力します。
横になれない時は、立った状態で軽く目を閉じ、両手を上に上げて思い切り背伸びをし、全身に力を込めた後に、一気に力を抜きましょう。
◎お茶をいれる
リラックスしたところで、お湯を沸かしてお茶をいれます。
自分のためにいれるのはもちろんですが、できれば人の分も用意してあげると、よりお茶の力が強まります。
「もてなしと社交」というお茶の役割を実践することで、お茶のパワーが高まるのです。
お茶を受け取った相手の喜びも、そのままあなたに返り、元気力をもたらすでしょう。
◎お茶を飲む
両手でカップを持ち、お茶の温かさを感じながら、目を閉じて香りを楽しみましょう。
そして、胸の中で「いただきます」と唱え、ゆっくり最初の一口をどうぞ。
その後は好きに飲んで構いません。
一口飲むたびにパワーが体に広がっていくことを感じましょう。
いかがでしたか? 普段は何気なく飲んでいるお茶ですが、いつもよりこだわりを持ってみることで、心にゆとりが生まれます。
最近の私のお気に入りは青いお茶です。
レモンを入れるとピンク色に変わります。
紅茶や日本茶、中国茶、ハーブティーもいろいろ出ています。
あなたのお気に入りを見つけて、スペシャルを楽しんでくださいね!