幸せな生活をもたらす蟹座木星と月の秘術
6月10日、幸運の木星が蟹座に移動し、蟹座の木星期を迎えました。
翌日11日は「ストロベリームーン」と呼ばれる満月でした。
ストロベリームーンはアメリカの農事暦での月の呼び名で、「幸福な家庭」という花言葉を持つワイルドストロベリーの収穫期にちなんだもの。
暮らしを司る月を守護星とする蟹座との相性もばっちりですね。
今回は、今ある環境をより安心できるものにして、幸せな生活をもたらす蟹座木星と月の秘術をご紹介します。
■蟹座の木星
蟹座は、家族愛などの愛情や感情、日々の暮らし、その土地に根付いた習慣や地元への愛着、育まれた文化や伝統などをあらわします。
そこに、幸運や豊かさを意味する木星の要素が加味されたのが蟹座の木星です。
蟹座の意味する事柄を充実させることで、幸せがもたらされるでしょう。
日常の小さなことや当り前の中にある喜びにどれだけたくさん気付けるか。
そこに生まれた心の安らぎや豊かさが糧となり、あなたが目指すことや行ないがよりパワフルなものとなって、大きな喜びへとつながっていきます。
大切なのは、喜びに意識を向けること。
感情を司る蟹座は、マイナスの感情を大きくしてしまうこともあります。
良くも悪くも感情は心を動かし、それが自分自身の行動に影響するのです。
マイナスに向けた意識はより強い負を招き、プラスに向けた意識はより明るく充実した未来を招くでしょう。
■アメリカの農事暦
アメリカの先住民から伝わる農事暦では、各月の満月に名前を付けていたそうです。
ワイルドストロベリーの収穫を迎える6月の満月には「ストロベリームーン」、牡鹿の角がどんどん成長し、子鹿が誕生する7月の満月には「バックムーン」というように、季節の特徴が月の呼び名で分かるようになっています。
1月:ウルフムーン 狼月
2月:スノームーン 雪月
3月:ワームムーン 虫月
4月:ピンクムーン 桃色月
5月:フラワームーン 花月
6月:ストロベリームーン いちご月(2025年は6月11日)
7月:バックムーン 鹿月(2025年は7月11日)
8月:スタージョンムーン チョウザメ月
9月:ハーベストムーン 収穫月
10月:ハンターズムーン 狩猟月
11月:ビーバームーン ビーバー月
12月:コールドムーン 寒月
≪幸せな生活をもたらす蟹座木星と月の秘術≫
この秘術は2回に渡って行います。
6月中に始めて、7月11日から7月21日までの有明月(欠けていく最後の月)の間に終わらせてください。
(用意するもの)
・ベランダ(なければ窓でもOK)
・掃除道具(ベランダor窓を磨くための)
・いちごジャム(未開封のもの)
・カモミールティーの茶葉やティーバッグ
・鹿の角(牡鹿の角の写真やイラスト、ミニチュアなど)
・月に見立てて丸くカットしたアルミホイル
①6月中に、ベランダ(なければ窓)を掃除します。
②①を行った日に祭壇をつくります。
自室の棚や机などの上に、丸くカットしたアルミホイルのマットな面(ピカピカじゃない方の面)が見えるように敷き、その上にいちごジャム、カモミールティー、鹿の角を飾ります。
カモミールティーは淹れたものではなく、茶葉やティーパックのまま置いてください。
③自室のなるべく中央に立ち、南を向き、両手を頭上にまっすぐ上げて、こぶしを握ります。
ガッツポーズを作るようなイメージで、木星のパワーにつながる自分を想像します。
④西を向いて、両腕を肩より少し下の位置に下ろし、ひじを軽く曲げ、指を閉じて両手のひらを上に向けます。
腕で月の器を作るようなイメージで、木星のパワーを受け止める自分を想像します。
6月中に終える「始まりの儀式」はここまでです。
⑤7月11日から7月21日の間に、祭壇からカモミールティーといちごジャムを下げ、カモミールティーを淹れたら、いちごジャムと一緒にベランダor窓辺でいただきます。
⑥最後にもう一度③と④を行い、祭壇を片付けて終わります。
新月から満月へ、満月から新月への変化は、日々の営みがすべてをもたらすことを教えてくれています。
刻々と過ぎゆく日々をどのように過ごすのか。
積み重ねがあれば、どんなことでも可能になるでしょう。
ささいな喜びの蓄積が、大きな幸せへの導きになる所以です。
幸せと幸運が、未来に大きく育っていきますように。