こんにちは。フォーチュン・カウンセラーのレイリィアスです。
今回は「グアム」です。
グアムは太平洋にあるマリアナ諸島南端の島でアメリカ合衆国の準州です。この諸島は4,000年以上前に東南アジアの島々から渡来したインドマラヤ系民族が最初に居住した場所のひとつだったと推定されます。
日本からは直行便で3時間ほどのフライトで訪れることができる常夏の島で、日本から一番近い海外南国リゾートとして有名です。



マリアナ諸島の島々に定住していった人々がのちにチャモロ人と呼ばれるようになりました。第二次世界大戦の1941年から1944年にかけては日本軍が占領統治し、大宮島（おおみやとう）と呼ばれていました。グアムは常夏の島なので、冬の時期でも透き通る美しいビーチと、さまざまなマリンアクティビティを堪能できるのがいいですね。




グアムに訪れたこのときには毎朝早朝に雨が降っていたので、早起きをすると美しい虹を見ることができました。これを見れるだけでもテンションがアップします。
雨が降った朝は湿度も一瞬高くなるのですが、この南国の雨の匂いは好き。




まずグアムで一番人気の観光スポットといえば、なんといってもタモン湾の北端にある恋人岬が挙げられます。グアムの旗にもこの恋人岬が描かれています。岬の展望台からは美しい海の絶景大パノラマを望めます。




恋人岬という、とてもロマンティックな名前の岬ですが、実は悲しい物語が伝説として残っています。
昔、チャモロ族の男女が恋に落ちたのですが、、その恋はまわりから認められずに駆け落ちした結果、2人は永遠に解けない愛の象徴として、長く黒い髪でお互いを結び付け、崖から飛び降りてしまったとのことです。まるでグアム版ロミオとジュリエットのよう・・。この物語を知って、こんなに美しい海を見ていると、なんだかせつない想いになります。




恋人岬には、世界中の人々が結ばれるように祈りを込めた「ラブ・ベル」や、願いを込めてハート形の鍵をかけるスポット「ハートロックウォール」などがあるので、カップルにとってもパワースポットのような場所になっています。




ピティ海洋保護区にあるフィッシュアイマリンパークは、美しいグアムの海と豊かな海洋生物を楽しめる観光スポットです。330メートルの桟橋を渡って行くと海の中を覗ける海中展望台があり、南国の色とりどりの魚たちやサンゴ礁を間近で観察できます。ここでは本格的なシュノーケリングやサンセットクルーズなどの豊富なアクティビティもあり、伝統的なチャモロ文化を体験できます。




そしてグアム定番でもある人気オプショナルツアーのイルカウォッチングに参加しました。
本当にイルカに遭遇できるか心配していましたが、たくさん会えました～～～♪♪
イルカは見るのもかわいいのですが、イルカがコミュニケーションを取る時に発する超音波には、人にリラックス効果を与えるとのことで、まさにイルカそのものがパワースポット・・・癒されます。




ここは旧日本軍の防空壕跡が残るラッテストーン公園です。
周辺に洞窟要塞が多く残り、グアムと日本との歴史的な関係を感じられる公園です。
また、公園の名称である「ラッテストーン」と呼ばれる約1.5メートル～2メートルほどの謎の石柱が並んでいます。ハリギと呼ばれる石柱の上に、タサと呼ばれる「頭石（キャップストーン）」が乗っていて、こけしのような形をしています。この石柱は宗教的な意味合いをもった墓石とも、建造物の土台ともいわれていますが、本当のところは解明されていないそうです。どのような人々の祈りがあったのでしょうか・・。




こちらは「スペイン広場」というスペインに統治されていた時代の史跡が残る広場です。
白亜の美しい聖母マリア大聖堂は、グアムで初めて建てられた由緒あるカトリック教会です。 ウマタック湾に漂流したと伝わる聖母マリア像が安置されています。
また、三連アーチが美しい「アルマセンの三連アーチ」と名付けられた門や、スペイン総督の邸宅跡、そしてスペイン総督夫人がチョコレートドリンクでゲストをもてなした「チョコレートハウス」など見どころも満載のスポットです。




そして夕日もやっぱり美しいグアムでした。
最近は日本人客も減ってしまったグアムですが、私は初海外がグアムだったので思い出が深いです。この島がこの先もずっと平和でありますように・・ありがとうございます。

次回は「北海道1」です。
お楽しみに。