マイルーム
第59回
数秘術と時間~数秘術別・あなたらしい時間の過ごし方を見つけるヒント~
・時間の使い方が分からない
・忙し過ぎる
・やるべきことに追われて心が休まらない
時間について、こんな悩みが多いそうです。
あなたはどんな悩みがあるでしょうか?
時間をうまく使えていないと感じる時は、心に余裕がなくなって、どんどん悪循環に陥ってしまう可能性がありますよね。
あなたの大切な時間をどう使うか、ここで一度立ち止まり、数からヒントをもらってみませんか?
数秘術では、あなたの時間の使い方にも“個性”が表れると考えます。
ライフ・パス・ナンバーごとの傾向を知ることで、もっと自分らしいリズムで過ごせるようになるかもしれません。
ライフ・パス・ナンバーの計算方法
(第22回 数秘術:ライフ・パス・ナンバーでわかる、あなたの可能性 参照)
例)1982年1月27日生まれの場合
すべての数字を1桁に分解する
1982127
すべてを加算する
1+9+8+2+1+2+7=30
加算した合計を1桁の数か、11、22、33になるまで分解して加算します。
30→3+0=3
→ライフ・パス・ナンバーは3
*もしここで、合計が11、22、33になった場合はそのままとなります。
ライフ・パス・ナンバー 1
1の人は、目的に向かって進む力が強い人。
そのため、何もしない時間や予定のない日があると、不安や焦りを感じやすい傾向に。
「とにかく何かしていないと落ち着かない」という感覚が強くなり、無意識に自分を追い詰めてしまいます。
だからこそ「やるべきこと」だけでなく「やらなくていいこと」も意識しましょう。
言い換えると「今の自分に必要なこと」を選び取る感覚を身に着けるということです。
朝の10分で1日の目標を明確にしたり、時間をブロック分けして行動したりすると、余白に焦ることもなく、余計な迷いが減るでしょう。
ライフ・パス・ナンバー 2
2の人は、周囲との調和を大切にする優しさを持ち、つい「だれかのため」に時間を使い過ぎてしまう傾向があります。
その結果、自分のことは後回しになり、気付いた時には心も体も疲れ切っていることが少なくありません。
本当に大切なのは、まず「自分を満たすこと」です。
一日の中に、自分の心がほっとする時間を意識的につくるようにしてください。
例えば、一杯のハーブティーで一息つくとか、寝る前に好きな本を読むなど、他人のためではなく「自分のための時間」を習慣にしてみましょう。
そうすると日々がもっと輝きます。
ライフ・パス・ナンバー 3
3の人は、「何をするか」よりも「どんな気分で過ごすか」に重きを置く傾向があるようです。
楽しいことに夢中になっていると、気付けば数時間たっていた…ということもよくあるでしょう。
ただし、その自由さが裏目に出ると、やるべきことを後回しにしがちです。
「何となく時間が足りない」と感じるのは、その場の感情に流されているからかもしれません。
まずは、やるべきことを「見える化」し、楽しく管理できるようにしてください。
「この時間にはこれをやる」と枠を決めた上で、気分に合わせて中身を入れ替えるという柔軟さを取り入れると、自由さと実行力のバランスが取りやすくなるはずです。
ライフ・パス・ナンバー 4
4の人は、時間を守ることや段取りを大切にするタイプです。
計画的に予定を立てて、きちんと進めることができる反面、イレギュラーなことが起こるとストレスを感じることが多そうです。
「計画通りにいかない日もある」という柔軟さを持てると、心が軽くなるはずです。
なので、予定の中に“予備時間”や“何もしない時間”を意識して入れるのがオススメです。
また、スケジュールがぎゅうぎゅうだと、体は動いても心が付いてこなくなります。
タスクを詰め込み過ぎず、1日3つの「やること」に絞るなど、少しだけ余裕を意識しましょう。
ライフ・パス・ナンバー 5
5の人は、自由と刺激を大切にするタイプです。
スケジュールが詰まっていたり、拘束時間が長くなったりすると、それだけで息苦しくなってしまいます。
イヤだと先延ばしにするところもあって、「気付いたら何も進んでいなかった」ということに…。
そこでオススメなのは、時間を細かく区切って使う方法です。
「15分だけこれをやる」「午前中にこの2つを終わらせる」といった、軽やかな時間の使い方が合っているでしょう。
自由であることを大切にしながら、自分で時間をマネジメントできる感覚が育っていきます。
ライフ・パス・ナンバー 6
6の人は、「だれかのために」が行動の原動力になりやすく、自分の時間よりも相手のことを優先しがちです。
家族や身近にいる人に心を砕くあまり、気付けば自分のことをケアする余裕がなくなっていることもあるでしょう。
本来6の人は「整った環境」と「心の安定」が大切です。
だからこそ、自分の時間が失われるとバランスを崩しやすくなるのです。
まずは1日10分でもいいので「だれにも邪魔されない静かな時間」を確保しましょう。
「休むこと」に罪悪感を持つのはやめて、その時間を「自分を整え、だれかに優しくできるために必要な時間」だと思ってください。
ライフ・パス・ナンバー 7
7の人は、自分と向き合う時間が必要なタイプです。
そのため、外部からの情報が入り過ぎたり人付き合いが多くなり過ぎると、疲れやすくなるようです。
スケジュールを詰め込まず、独りで過ごす時間を優先的に確保しましょう。
読書や散歩、瞑想や日記など、心が落ち着く活動を日常に取り入れることで、心のざわつきが取れるはず。
また、「質の高い時間」を意識することが大切です。
例えば、30分でも集中できる時間を持つことで、心が満たされ、外の世界とも心地よくつながれるようになるでしょう。
ライフ・パス・ナンバー 8
8の人は、目標達成意欲が高く、時間管理も上手なタイプです。
目標に全力を注ぎ、時間を最大限に生かして成果を上げる力を持っています。
ただしその分、オンとオフの切り替えが苦手で、常に頭の中が忙しくなりがちです。
だからこそ、意識的に「休む時間」をスケジュールに組み込みましょう。
大事なのは、休息も「投資」だと考えることです。
何もせずにぼんやりする時間、趣味に没頭する時間、体を緩める時間は、やりたいことの質を高めるために欠かせない時間です。
ライフ・パス・ナンバー 9
9の人は、だれかの役に立つことや社会への貢献に時間を費やすことに価値を感じます。
その反面、「自分だけのための時間」を後回しにしたり削ったりしがちです。
やることが多くなった時には、「今の自分にとって本当に大切なことは何か」を問い直す時間を設けてください。
あれもこれも…と手を広げるのではなく、今すべきことに集中することが、結果としてより多くの人を助けることにつながります。
また、時間の流れを「見える化」することもオススメです。
どこに無理があるのかが明確になれば、感情に流されず、冷静に時間と向き合えるようになるでしょう。
ライフ・パス・ナンバー 11
11の人は、直感が鋭く、目には見えない情報をキャッチしやすいタイプです。
インスピレーションを受け取りやすい分、頭の中は常に「何かを感じ取っている状態」で、時間の流れの感じ方がほかの人と違うこともあるようです。
感覚が繊細な分、刺激の多い環境に長くいると心が疲れてしまいます。
だからこそ「感覚を休める時間」をスケジュールに組み込むことが大切です。
11の人にとっては「時間をコントロールする」ことよりも、「自分の感覚に寄り添う時間」をどう持つかが、心地よい日々へのカギとなるでしょう。
ライフ・パス・ナンバー 22
22の人は、理想を描くだけでなく、それを現実に落とし込む力を持っています。
大きなビジョンに向かって日々の時間をどう使うかを戦略的に考えることができる人です。
ただし、その理想が大き過ぎると、「今やっていることが小さ過ぎるのでは」と焦りを感じることになりがちです。
そんな22の人に大切なのは、「細かい時間も未来につながっている」という視点です。
大きな夢に向かいながら、今という時間を丁寧に扱うことが、時間との理想的な向き合い方です。
ライフ・パス・ナンバー 33
33の人は、人を助けたい、癒したいという気持ちが自然とわいてくるタイプです。
周囲のために力を尽くせる反面、自分のエネルギーが枯れてしまっても「まだ頑張らなきゃ」と思い込んでしまうことがあります。
大事なのは「自分を満たす時間」を持つことです。
「人のための時間」と同じくらい大切にすることが必要です。
最低でも週に一度は「自分のためだけに時間を使う日」を設定しましょう。
「全く予定を入れない日」をつくるのも有効です。
そうすると、徐々に心と体にスペースが生まれます。
時間の使い方には、その人の価値観やライフスタイル、そして「生まれ持った魂の癖」のようなものがにじみ出ます。
だれかのやり方をまねしてもうまくいかないのは、あなたに合ったリズムがあるからです。
数秘術を通して、自分に合った時間の過ごし方を知ることは、「生き方そのもの」を見直すことにつながるかもしれません。
ぜひ、参考にしていただけると嬉しいです。
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原稿提供元 アカデメイア