幸せと癒しのフォーチュンレッスン

第56回
数秘別・やりたいことを見つける方法

「やりたいことが分からない」「何に向いているのか分からない」…そんなふうに迷ってしまうことって、だれにでもありますよね。
でも、数秘術の視点から自分を見つめ直すと、そのヒントをつかめる可能性があるのです。

今回は、数秘別に「やりたいことの見つけ方」をご紹介します。
まずは、自分の数を知ることから始めましょう。
自分の数を知るためには、生年月日が必要です。
ちなみに、自分に与えられた数のことを「ライフ・パス・ナンバー」と呼びます。
計算はいたってシンプル。
次のように計算します。

(第22回 数秘術:ライフ・パス・ナンバーでわかる、あなたの可能性 参照)

 例)1982年1月27日生まれの場合
 すべての数字を1桁に分解する
 1982127
 すべてを加算する
 1+9+8+2+1+2+7=30
 加算した合計を1桁の数か、11、22、33になるまで分解して加算します。


 30→3+0=3
 →ライフ・パス・ナンバーは3
 *もしここで、合計が11、22、33になった場合はそのままとなります。


ではさっそく、数秘別に「やりたいことの見つけ方」をみていきましょう。


ライフ・パス・ナンバー【1】の人
やりたいことが分からない時は「何をしている時に自分が一生懸命になっているか」に注目しましょう。
他人のペースに合わせていると、自分の情熱の方向が見えなくなることもあります。
気付けば自分が夢中になっていることに、本当にやりたいことや情熱の方向性が見えてきます。


ライフ・パス・ナンバー【2】の人
「どんな人と一緒にいると心地いいか」や「どんなことをすると人に感謝されるか」にやりたいことのヒントがあるでしょう。
人の笑顔が自分の喜びに変わる瞬間に、きっと情熱の方向性が見つかります。


ライフ・パス・ナンバー【3】の人
やりたいことが分からない時は「楽しいこと」や「ワクワクすること」を最優先に行動してみてくださいね。
3の人は心から笑顔でいられる環境でこそ本来の力を発揮します。
子供のころに好きだったことにもヒントがあるでしょう。


ライフ・パス・ナンバー【4】の人
「どんな作業をしている時に集中できるか」や「無理なく続けられることは何か」に注目すると、やりたいことが見つかりやすいでしょう。
4の人はコツコツ努力しなければならないことほど得意なのです。


ライフ・パス・ナンバー【5】の人
5の人は、じっとしていてはいけません。
気になることがあるのなら、とにかく動くことが大切です。
いつもと違う環境に身を置くことで「こういうことがやりたかった」と気付く可能性も大いにあります。
考え過ぎると分からなくなるので、頭でっかちにならないように気を付けましょう。


ライフ・パス・ナンバー【6】の人
「どんな人を幸せにしたいか」「どんなことに美しさを感じるか」という問いに、やりたいことを探すヒントがあります。
6の人のモチベーションのベースには、だれかのために役に立つことをしたいという思いがあるはずです。
それを探すことがカギになります。


ライフ・パス・ナンバー【7】の人
読書や瞑想など、7の人にとってやりたいことは、自分の心と向き合うことから始まります。
まずは静かにひとりで考える時間を持ち、自分の興味の源泉を探りましょう。
内側の声に耳を傾けることが、自分の深い情熱を探る第一歩です。


ライフ・パス・ナンバー【8】の人
「どんな場面で燃えるか」や「どんな成功に惹かれるか」に注目すると、自分の本当の気持ちや野心が見えてきます。
8の人にとっては「勝つこと」が重要になることが多いのです。
社会的な成功とは何かということをじっくり考えることも有効でしょう。


ライフ・パス・ナンバー【9】の人
やりたいことが分からない時は「どんな世界をつくりたいか」や「人のために何ができるか」に意識を向けてみてください。
心が揺さぶられた体験にヒントがあります。
自己犠牲ではなく、共感の力で道を切り拓いていけることに注目しましょう。


ライフ・パス・ナンバー【11】の人
「なぜかいつも導かれる」ことにヒントがあるでしょう。
また、ふと浮かんだことがやりたいことにつながる可能性もあります。
自分の「直感」にはいつも注目していてくださいね。
「これが自分の使命だ」と感じることがきっかけとなることもありそうです。


ライフ・パス・ナンバー【22】の人
日常の中で「こうだったらもっと良くなるのに」と思うことに注目してみましょう。
それが「あなたが変えたい世界」につながり、やりたいことが見えてくる可能性があります。
また、22の人は「苦しかったこと」や「これまで乗り越えてきたこと」にもヒントがあるかもしれません。


ライフ・パス・ナンバー【33】の人
33の人は、自分がだれかに支えられた経験の中にやりたいことのヒントが隠れている可能性があります。
また、「愛される」よりも「愛する」の方が性に合っていますから、自分の愛情をどこに向けたいのかを考えることで、やりたいことが見えてくるかもしれません。


やりたいことは、突然「これだ!」とひらめく人もいれば、行動の中から少しずつ見えてくる人もいます。
数秘術は、そんな「内なる自分」の声に耳を傾けるために最適なツールです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。