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自分にとって混乱を招きやすい相性の人ばかりを選んでいたkaoの20代(kaoとは魔女になる前のkaowitchのこと)。
人と付き合うイコール精神不安に陥ることでした。
世界中の一人でもいいからkaoの気持ちをわかってほしいと、悲しみがピークに達しては相手を変えるということを繰り返していたのです。

そんな矢先、ある悪魔に出会いました。
その悪魔は妻子ある身なのにバツイチだと偽り、kaoに近付きました。「この人、何か嘘をついている」と感じながらも危険な香気に誘われ、kaoはその悪魔と交わり…。
その悪魔が既婚者であることにはすぐ気が付きました。
でもその時はもう恋に落ちていて後戻りはできませんでした。

それから悪魔とのつらい不倫が始まりました。それはkaoにとっての初めての不倫。
既婚者であることを自白した後も恋愛を続けたい悪魔は、妻とは離婚協議中だとkaoとの将来を匂わせるようなことを語っていました。
でも現実はそう甘くなかった。kaoは家に帰ると毎日一人で泣いていました。

体重も減り生理も止まり…。心も体も蝕まれ人格までナイフのように尖って、次第に悪魔と会えばいつも怒ってばかりいるようになりました。
それでも悪魔が好きという悲しい事実がそこに…。でも、初めての交わりから1年半後の満月の夜、憎しみに飲み込まれて雌狼と化したkaoは、とうとうその恋を終わりにしたのです。
「雌狼って…???」と、きっと皆さんは興味しんしんでしょうね。でも、これは壮絶過ぎて、ここでは言えませんこと(キャハッ)。

後に魔女(占星術師)になって知ったのは、不倫がつらかったのではなく、kaoとその悪魔はお互いに傷つけ合うことになる相性であったため、悪魔と一緒にいればいるほどkaoの心は傷つき精神疲労を起こしていたのだということ。
そして、kaoはその悪魔を愛していたのではなく、ただ惚れていただけ。つまり、自分自身の感情にかまけていただけ。
そこに愛があれば憎しみは生まれず、kaoは雌狼と化さなかったはずです。

その悪魔との恋に疲れたkaoは人と深く関わることを避け、いろんな男(悪魔)と寝るようになりました。でも誰でもいいわけではなく…

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原稿提供元アカデメイア