海王星とは

惑星の解説
海王星は「目に見えないもの」を象徴する星です。目の前の現実とは関係なしに心の中に描く理想や想像力、神秘的なものや情緒的なものへの対し方、無意識下の願い、物事をあいまいにしてしまう作用などを示します。

『海王星の性質』
夢や憧れ、神秘的な力などの「目に見えないもの」を象徴する海王星は、公転周期が約165年。

つまり、1つの星座に平均して13〜14年滞在することになります。そのため、同世代の方は海王星の星座が同じになりやすく、海王星の星座だけでは個人の性質の違いをあまり意識できないでしょう。

それより、その世代や社会の変化に特徴が表れる星なのです。

例えば、1970年〜1984年頃に生まれた海王星・射手座世代は、海外への憧れが強く、自由気ままな生活を理想とする世代。また、1984年〜1998年頃に生まれた天王星・山羊座世代は、古い伝統への回帰が見られたり、大地の力を信じるエコロジストが多い世代と言えそうです。

『海王星からの影響』
しかし、個人の出生図においても、この星がほかの太陽や月、金星などと意味のある角度を取ることにより、性格への影響が顕著に見られるようになります。

例えば、太陽に海王星が影響力を与えると、夢や理想を追い続ける生き方をする傾向が強くなります。月と絡めば、家族の影響を受けやすくなり、直感や芸術的なセンスが豊かになることも多いでしょう。水星と海王星の組み合わせも、想像力や直感力を高めます。そして、恋愛運の星・金星に海王星が影響力を及ぼすと、ロマンチックな恋愛への憧れが強くなり、恋人からの影響を受けやすくなるでしょう。

全般に恋愛遍歴は多くなりますが、芸能人や現実には手の届かない相手を本気で好きになったり、かわいそうな境遇の人への同情から愛が生まれることもありそうです。

火星と海王星の組み合わせは、勘で動く傾向が強くなりますが、悪く出るとお酒やギャンブル、夢を深追いし過ぎて失敗するなどのトラブルの心配が出てきます。


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原稿提供元アカデメイア