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双子座のバースデーシーズンに合わせるかのように、5月30日から水星が双子座で逆行をはじめます。太陽が双子座から蟹座に移動する6月22日の翌日に、水星の逆行も終了です。
水星の逆行といえば、ネガティブな出来事にばかりフォーカスされ、SNSなどでもマイナスのことが書き込まれることが多いでしょう。でも実際には悪いことだけが起きるわけではありません。
今回は、逆行する水星をうまく活用するために、水星逆行期の過ごし方をご紹介します。



≪水星が司るもの≫
水星は言葉を意味する星です。意思を伝え、情報を伝達する言葉を使うことは、知性のはじまりともいえるでしょう。必要に応じて文字や記号を使って、知り得たことを書き残したり、メールやSNSなどを通じてさまざまなところに広められていきます。
また、会話に欠かせない言葉は、コミュニケーションそのものにも結び付けられます。人から人へと伝わっていく言葉は、人の流れのままに広範囲へと移動していくでしょう。
このように、言葉や知性、コミュニケーション、伝達や移動、ITなどを司るのが水星です。

≪水星の逆行とは≫
逆行は水星に限ったことではありません。金星、火星、木星、土星、海王星、天王星、冥王星も逆行します。常に何かしらの星が逆行していると考えると、星の逆行に振り回されていては何もできなくなることがわかるでしょう。
また、本当に星が逆に進むわけでもありません。地球と星々の公転周期が異なることから、星が逆行しているように見えるだけです。

≪水星の逆行がもたらす悪影響≫
言葉を意味する水星が逆行する時期には、言葉に関するトラブルが起きやすくなるといわれています。相手に意図が伝わらず、誤解を招いてしまったり、カン違いからのすれ違いが起こったりするのです。また、移動に関わる交通機関の遅延、それに伴う遅刻、ITに関わるトラブルからの計画の変更、書類や契約の不備なども挙げられるでしょう。
こうした悪影響に注意してトラブルを回避することは大事ですが、トラブルのすべてを水星のせいにするのはいけません。実際に、交通機関のトラブルや道に迷って遅刻をしそうになった時でも、水星が順行していることも多いものです。過度に反応せず、いつもよりも言葉に関することに注意するという程度が望ましいでしょう。

≪水星の逆行がもたらす好影響≫
逆行で「進んで戻ってまた進む」とい動きをする水星をイメージすると、過去への逆戻り、物事の繰り返し、やり直しなどが浮かんできます。やり直したいと思っていたことに取り掛かったり、勉強のおさらいや反復練習を行うと、より高い完成度に到達できるかもしれません。なかなか連絡のつかなかった人や懐かしい人に連絡をしてみると、タイミングよくつながる可能性もあります。忘れていたことを思い出すこともあるでしょう。
「過去に戻って何かをする」という時に好影響をもたらすのが水星の逆行なのです。

≪水星逆行期のLUA的鉄則≫
 私の個人的な体験で体得した鉄則です。
@ IT機器やHPのメンテナンスを避ける
水星が逆行する前に済ませておきましょう。
A ややこしい内容の話を極力控える
どうしても必要なときは、誤解を招かぬように簡潔にまとめておきましょう。
B 再確認を徹底する
メールや書類、スケジュール、外出時の忘れ物などをダブルチェックしましょう。

いかがでしたか? 星はすべての人の頭上で動いているので、自分だけが水星の逆行に見舞われるわけではありません。星がどんな動きをしていようと、いつもそつなくバリバリと活躍する人もたくさんいるでしょう。星のネガティブな要素に引きずられないで、プラスの力を味方にしていくことが大事です。水星のすべての力を味方にしてくださいね!



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原稿提供元アカデメイア