幸せと癒しのフォーチュンレッスン

第99回
中国旅行3

こんにちは。フォーチュン・カウンセラーのレイリィアスです。
今回は「中国旅行3」です。
まずはユネスコの世界遺産になっている紫禁城(しきんじょう)にやってきました。
紫禁城とは、北京の旧市内のほぼ中央を占める故宮のことであり、建設開始は明の時代の1406年です。清朝最後の皇帝を描いた映画「ラストエンペラー」の舞台であり、ロケ地となったことでも有名な北京を代表する観光名所です。「紫禁城/故宮」は世界の中心を地上に具現化した領域であり、天帝に代って地上を治める皇帝の住む宮殿として建設されました。

恋愛の神様DX


明、清時代の古い宮城ゆえに故宮と呼ばれ、約490年間にわたって24人の皇帝の居城となった世界最大の宮殿ですが、現在は博物館になっています。現在の故宮博物院の建物の数は980棟、部屋数は8700室と、とてつもなく広いために一日では見てまわれないということで、ツアーでは建物の外観だけの見学となりました。紫禁城全体の敷地面積は南北961メートル、東西753メートル、敷地は72万平方メートルで、東京ドーム約15個分もあります。まるでひとつの町のようです。


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紫禁城の中でもメインスポットと言えるのが、現存する中国最大の木造建築でもある創建1420年の太和殿(たいわでん)です。その後数度焼失を繰り返し、現在の建物は清の時代の1695年に再建されたものです。
白大理石で作られた三段の基台を含めた高さは約35メートル。総建築面積は2377平方メートルという圧巻のスケールです。


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太和殿の内部でぜひ見てもらいたいのが、「宝座」とも呼ばれる玉座です。9頭の龍が彫られたこの玉座に、歴代の皇帝たちが座っていました。
玉座真上の天井には、軒轅鏡(けんえんきょう)という銅の球が吊るされていて、天命を受けていない者が玉座に座ると軒轅鏡が落下しその者を殺してしまうと言われているそうです。怖い〜〜。
なので当然一般の我々はこの玉座に座ることは許されません。


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そして、中国独特のオレンジに輝く瑠璃瓦や、外壁に施された極彩色の装飾も見応えがあります。黄色は土に属し中央を指し、赤は盛んな光を示し南を指すという意味がこめられています。また、黄色は皇帝の勅許なしには用いることができない「禁色」でした。その巨大さ、迫力に中国の権力の大きさを感じます。このようにひとつひとつの建物が大きいので、駆け足で見ていきました。


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そして、この紫禁城を抜けていくと人口の山がある景山公園(けいざんこうえん)があります。
紫禁城を建築の際、堀を掘った時の残土を裏山に捨てたものが山となり、景山公園になりました。「背山面水(はいざんりんすい)」という風水の考え方を取り入れ、紫禁城に殺気が入ることを防ぐために、紫禁城の真北に作られたと言われています。


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北京は平地ですが、景山公園は明清時代には北京の四方を一望できる場所だったようです。
高さは43メートルで海抜108メートルです。


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山頂の展望台、万春亭からの景色です。北京市内なども見渡せる絶好のスポットなので、登ってみる価値はあります。


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こちらは食事をしながら見た中国古典舞踊です。
中国5千年の中国文化が築き上げてきた芸術体系のひとつです。
さまざまな動作で感情を表現しています。舞踊と武術が組み合わされた感じです。
セリフはあまりありませんが、ストーリーはなんとなく理解できます。
美しく、絢爛豪華な衣装、アクロバティックな演出など楽しみも満載です。


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最後には中国といえばやっぱりジャイアントパンダということで、北京動物園でしばし癒されました。
今回は主に北京を中心に素晴らしい世界遺産などのスポットを巡りましたが、とにかくどこを見るにも中国は広くて巨大で、さまざまな驚きも多かったです。
ありがとうございます。
次回は「伊勢山皇大神宮」です。
お楽しみに。