こんにちは。フォーチュン・カウンセラーのレイリィアスです。
今回は世界遺産にも認定された由緒正しい寺院、京都の「清水寺（きよみずでら）」です。
修学旅行でもお馴染みの清水寺は、清水にある北法相宗の大本山の寺院です。
西国三十三ヶ所めぐりの第１６番札所であり、古都京都の文化財としてユネスコ世界遺産に登録されています。
成り立ちは、奈良末期の778年に延鎮上人（えんちんしょうにん）が開山し、平安の頃、延暦17年（798年）坂上田村麻呂（さかのうえのたむらまろ）が仏殿を建立したと伝えられています。日本人なら誰もが知る有名なお寺です。
まずは重要文化財の仁王門から。
応仁の乱で焼失しましたが、16世紀初頭に再建されました。
西門と三重塔。西門は極楽浄土に往生する入り口の門です。
この三重塔は高さ約31mもあり、国内最大級とのこと。創建は847年で、現在の建物は江戸初期に再建されたもの。四方の壁に真言八祖像が、天井・柱などには密教仏画や飛天・龍らが極彩色で描かれています。朱塗りの建築がとても美しいですね。
京都のシンボルのようにもなっています。
清水寺には、胎内巡りで有名な随求堂などのパワースポットもあります。胎内巡りは本当に神秘的な体験ができますよ。
有名な「清水の舞台から飛び降りる」の語源となった本堂「清水の舞台」。
この舞台は参拝客が急激に増えた江戸時代に、庶民の皆が安全に参拝できるようにするため舞台を増築したそうです。その当時から清水寺は大人気だったのですね。
この舞台に立つとわかりますが、若干微妙に斜めになっているので、ちょっと怖い・・・。
高さは13mもあるので、ここから飛び降りた昔の方は相当な勇気と覚悟があったことでしょう。
釘は一本も使われていないそうです。
それでこの迫力の建物を造ることができるって素晴らしいかぎり。
本堂の奥には阿弥陀堂、そして奥の院があります。御朱印も各所でいただくことができます。
清水寺は桜，紅葉の名所にもなっているので、時期には美しい風景もたくさん見ることができますね。
「清水寺音羽の滝」
清水寺のラストを締めくくる場所にあるのが、この音羽の滝です。創建されてから1200年以上一度も涸れたことがないそうで、1年を通してほぼ一定量の水が湧き続けています。
3本の筧から流れ落ちる三条の水がそれぞれ学問成就・恋愛成就・延命長寿のご利益があると言われています。
清水寺は京都の安定の人気スポットでした。ありがとうございます。
次回は清水寺から坂を下って「庚申堂」に行きます。
お楽しみに。
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原稿提供元 アカデメイア
