第45回
天龍寺

こんにちは。フォーチュン・カウンセラーのレイリィアスです。
今回は京都の「天龍寺（てんりゅうじ）」です。
臨済宗天龍寺派の大本山の寺院で、ユネスコ世界遺産『古都京都の文化財』の1つに認定・登録されています。



京都の観光地である嵐山に天龍寺はあります。修学旅行でもお馴染みの場所ですね。
法堂の天井に描かれた巨大な世界文化遺産の雲龍図があることでも有名です。




天龍寺は足利尊氏によって後醍醐天皇の菩提を弔うために暦応2年（1339）に創建されました。その後火災などにもたくさん見舞われたそうですが、なんとか再建を続けたそうです。



お寺の中は独特の空気感があります。
ここを素足で歩くのが好き。



天龍寺といえば有名なのが正門入り口から入って突き当りにある「達磨図」です。
天龍寺前管長、平田精耕老大師によって描かれました。
絵柄のモチーフは禅宗の初祖の達磨大師だそうです。
達磨様、なかなかのディープインパクトです。好きかも、これ。



境内は広く、法堂（はっとう）、龍門亭（りゅうもんてい）、友雲庵（ゆううんあん）、祥雲閣・甘雨亭（しょううんかく・かんうてい）、多宝殿（たほうでん）、方丈（ほうじょう）、百花苑（ひゃっかえん）、僧堂（そうどう）、精耕館（せいこうかん）などの建物が並んでいます。



拝観料は庭園（曹源池・百花苑）が高校生以上：500円、
諸堂（大方丈・書院・多宝殿）が庭園参拝料に300円、
法堂「雲龍図」特別公開が1人500円となっています。
時間があれば全部見たいですね。



禅僧で作庭家でもあった夢窓国師が手掛けた「曹源池庭園（そうげんちていえん）」。
雰囲気が素敵。



約700年前に嵐山や亀山を借景に取り込み、嵯峨嵐山の自然と融合した庭園。
雄大な自然のパワーを感じることができます。



日本の庭園は派手ではないけれど、とても落ち着きます。不思議ですね。



四季折々の表情を楽しむことができる曹源池庭園。
このときは冬でしたが、春や秋などもそれぞれに良いのでしょうね。



天龍寺は時間がゆっくりと流れているような場所でした。
また訪れたいお寺のひとつになりました。ありがとうございます。
次回は「沖縄」です。
お楽しみに。