恋愛の神様DX


第35回
松島
こんにちは。フォーチュン・カウンセラーのレイリィアスです。
今回は日本三景でもある宮城県の「松島」を訪ねてみます。
松島は仙台湾の中央部に位置する支湾で、せまい湾が複雑に入り込んだリアス式海岸などの独特な地形で知られています。
この地形のおかげで2011年の震災のときには、津波の勢いを弱めてくれたそうです。


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松島は万葉の昔より歌枕として用いられ、芭蕉が奥の細道の旅で、その美しさに感嘆したことが知られています。
ちなみに芭蕉が詠んだ句と言われる「松島や ああ松島や 松島や」は、実際は後にできた逸話で、作者は別の人だということです。


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松島が「宮島」や「天橋立」と並ぶ日本三景の一つと言われたのは1714年頃とのこと。
きっと美しい聖地のように見えたのでしょうね。納得です。


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この美しい松島を巡るには観光船がおすすめです。
お手軽なお値段のコースから少人数での貸し切りまで、いくつかのコースに分かれているので、それぞれのお好みに合わせて組み合わせを考えられるがいいですね。
松島には仁王島、千貫島、鐘島、小藻根島、みさご島、双子島、かえる島・・など個性豊かな小島がたくさんあるので、観光船で巡りながら探してみましょう。

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船のそばにはたくさんカモメが追随してきます。
お客さんがえびせんなどのエサを与えるので、それを目当てにやってくるのです。
カモメへの餌付け、楽しいですよ。


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すかし橋と呼ばれる橋を渡って海岸に近い小島へと向かうと・・
そこには松島のシンボル「五大堂(ごだいどう)」があります。
五大堂は現在、国の重要文化財に指定されています。
伝承では807年に坂上田村麻呂が奥州遠征の際に、毘沙門堂を建立したのが始まりといわれています。


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その後828年に慈覚大師円仁が延福寺(現在の瑞巌寺)を創建した際に仏堂を建立し、「大聖不動明王」を中心に、「東方降三世」、「西方大威徳」、 そして「南方軍荼利」、「北方金剛夜叉」の五大明王像を安置したことから、五大堂と呼ばれるようになりました。


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伝説では、 円仁が延福寺を開いたときに、五大明王を安置したところ・・
坂上田村麻呂が祀った毘沙門天が、ある夜、光を発して沖合いの小島に飛び去り、 その島は毘沙門島といわれるようになったとか。不思議なお話ですね。


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現在の建物は1604年に伊達政宗が創建したものです。また、拝観は無料です。
本尊の五大明王像は33年に1回開扉の秘仏だそうです。
堂四面の蟇股にはその方位に対して十二支の彫刻を配しているそうなので、それらの彫刻を探してみるのも楽しいですね。


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そして、観光の後に食べたのが「ババヘラアイス」です。
見てください。まるで美しい花びらのよう。
シャーベットのような触感で、暑いときには特におすすめ。
また、松島では「松島かき」なども名物です。
生かきで食べたり、かき飯、かき鍋、天ぷらなども美味しいですよ。
夏頃の松島は美しく旅行におすすめです。皆さまもぜひ。

ありがとうございます。
次回は「日光」です。お楽しみに。




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原稿提供元アカデメイア