幸せと癒しのフォーチュンレッスン

第19回
後腐れなくきれいに別れるためのパワーストーン

これまで「恋愛に関するコラム」をたくさんピックアップしてきました。
片想い成就、出会いを引き寄せる、恋人と長続きさせたい…などなど。
また、失恋したり、復縁したいと思ったり、恋にはさまざまな場面があります。

今回のテーマは「別れ」です。

「もう相手のことが好きじゃなくなった」「ほかに好きな人ができた」というはっきりした理由がある場合も、「なんとなく一緒にいるのが楽しくない」とか「一緒にいると疲れる」「つきあうことがストレスに感じる」と思い、徐々に気持ちが離れていく場合など、「別れ」にもいろいろなパターンがありますよね。

今回は「後腐れなくきれいに別れたいけど、そんなパワーストーンってありますか?」という相談受けた時におすすめしてきた組み合わせをお伝えしたいと思います。


いつも「恋愛」がテーマのときに「ローズクォーツ」は欠かせない…とおすすめするのですが、今回はその理由もあえて書きたいと思います。
ですから、今回おすすめするのは、次の4つのパワーストーンになります。

*オニキス
*カーネリアン
*アイオライト
*ローズクォーツ

黒瑪瑙(くろめのう)ともいわれ、その名の通り黒い石がオニキスです。
魔除けといえばオニキスといわれるほど、邪気を祓ってくれることで有名です。
「トラブル」にも絶大なパワーを発揮します。
当然「縁切り」に効果的だといわれています。
「この人と縁を切りたい」と思うなら、はずすことはできないでしょう。
恋人と別れたいと思うなら、しっかり縁を切るための石が必要です。
オニキスは強い意志をサポートしてくれる石でもありますから、まさにぴったり。
「別れたいけれど、どうしよう…?」などと悩んでいる時にも心強い味方となってくれます。
身につけていると、迷いや不安を解消してくれる効果もあるため、しっかり決断したい時にもおすすめです。


カーネリアンは、古代より護符として活用されてきた歴史があります。
色は薄いオレンジから赤みの強い朱色までありますが、人気が高いとされるのは赤みが強いものです。
「カルセドニー」の一種ですが、これに縞の模様が入ると「アゲート」になります。
カーネリアンとよく似た色で縞模様のパワーストーンは、「サードオニキス」と呼ばれています。
実はこのカーネリアン、フランスの皇帝ナポレオンが持っていた、ということで有名です。
この石を身につけると、勇気がわき、積極性が出て、行動力が引き出される、ともいわれています。
前に進む勇気が、後腐れなくきれいに別れたいという気持ちをサポートしてくれるのです。
後悔しないよう、勇気を持って別れを伝える、その気持ちを後押ししてくれる力強いパワーストーンです。


アイオライトは、藍色、紫がかった青色や淡い青色、また淡い黄色など、複数の色合いを持つ石で、見る角度によって色が変わるという特徴があります。
アイオライトは、人生をより良い方向に導いてくれる石で、かつて羅針盤代わりに使われていたことから、人生の方向性を示してくれるともいわれています。
人生で「別れ」を選択した時、それをしっかりサポートしてくれるでしょう。
自分がこうしようと決めたことに後悔を感じさせない働きをしてくれます。
また、アイオライトはデトックス効果も高いですから、決断したことで気持ちをスッキリさせてくれるという効果も期待できます。


そして、愛の石の代表であるローズクォーツ。
その優しいピンク色から、穏やかで温かい波動を放っています。
特徴や詳細は、第2回の「愛情運を高めてくれるパワーストーン」に記していますので、ぜひご覧になっていただけると嬉しいです。
この「愛の石」が、なぜ「別れ」にもおすすめなのか…。
実は、ローズクォーツを加えることにはとても大きな意味があるのです。
たとえば、強いパワーを持つ石にローズクォーツを加えると、「優しい波動がプラスされる」ということが挙げられます。
不安やストレスなど、マイナスな波動の中に、そのやわらかい優しい波動が加わると、心が穏やかになっていきます。
「人と別れる」という選択をする時は、どうしても心がギスギスしてしまうもの。
でもローズクォーツが加わることによって、それがイヤな形ではなく、お互いの幸せのために別れようと思える意識が芽生えるでしょう。
そうした思いが心の中に芽生えると、別れ話がスムーズに進むということが起こるのです。

ローズクォーツを加えることは、どんな「愛の形」にも有効だといえるでしょう。
たとえ、イヤなことをされて嫌いになった相手でも、もめて別れるよりは後腐れなくきれいに別れられたほうが、お互いにとっていいはずです。
何よりも自分にとってそれが一番いいのではないでしょうか。