恋愛の神様DX


第14回
片思いを成就させるためのパワーストーン
「出会いを引き寄せたい」という願いに続いて切実なのが「片思い」についてです。せっかくときめく出会いがあっても、そこからどうすればいいのか、先にも進めず後にも戻れず、いわゆる「恋の病」に苦しんでいる人たちがたくさんいます。

もちろん恋は病気ではありませんが、例えば私たちが風邪を引いて病院で診察を受けたとしましょう。その時、薬が処方されますよね。その薬とパワーストーンは同じような位置づけだといってもいいかもしれません。恋の苦しみを和らげてくれる効果があったり、恋の病が改善するようにサポートしてくれたり、この恋を何とかしたいという意志を支えてくれたり。

不思議と“石”には、私たちの“意志”をサポートしてくれるパワーがあるようです。

そこで今回は「片思いを成就させるためのパワーストーン」と、おすすめの組み合わせについて書きたいと思います。


前回もお伝えしましたが、「恋愛」がテーマの時に欠かせないパワーストーンであるローズクォーツは、もちろん組み合わせに入れてくださいね。詳細は第2回の「愛情運を高めてくれるパワーストーン」をご覧いただけると嬉しいです。


さて、片思いを成就させるためのパワーストーンは、この3つ(+ローズクォーツ)です。

*ルビー
*ガーネット
*ルチルクォーツ

ルビーは、「コランダム」の中で赤く発色したものをいいます。ちなみに赤色以外のコランダムはサファイアです。ラテン語の「ruber」が語源で、「赤い色の石」という意味です。古代より生命力の象徴とか、不死身を表すといわれ、「体の右側につけると効力を発揮する」という伝承があります。ルビーは宝石の女王とも呼ばれ、特に女性のパワーを強める効果があるようです。
エネルギーや情熱、生命力を高める効果が期待できるルビーは、健康面でもパワーを発揮してくれます。もちろん愛情面でも力強いサポートをしてくれます。たとえば勇気が欲しい時。告白したい時、想いをしっかり伝えたい時に、気持ちを奮い立たせてくれるでしょう。告白は片思いが成就するかもしれない大きなポイントですから、想いを伝えたい時には、ぜひ体の右側につけて実行してみてください。

ガーネットは、ザクロの色に似ていることから、「柘榴石(ざくろいし)」という和名で呼ばれています。古代より神聖な石として大切にされてきた歴史があり、最も古い天然石の一つです。ハプスブルク家の王家の紋章である「双頭の鷲」には400カラット以上ある大きなガーネットが用いられ、この石の色が一族の血の結束を表すといわれて、大切な石として崇められてきました。
ガーネットは健康面のサポートや、実りの象徴とされることはもちろん、愛にまつわる話もたくさんあります。努力している人をサポートし、成功に導いてくれるのです。恋愛においては、もちろんその努力をたたえ、成就に導いてくれるでしょう。ただし、努力しない人のサポートはしてくれません。

ルチルクォーツは、言わずと知れた金運を高めてくれる石です。高いエネルギーを持ち、財運上昇のパワーストーンとしてあまりにも有名です。もちろん金運を高めたい時に持ってほしい石でもありますが、実は愛情面でのご利益も期待できます。特に、愛情面でパワーを発揮してくれる石と一緒に持つと、その力がグンと引き出されます。
水晶の中に入り込んだ針状のルチルの形状が、湾曲しているものは「ヴィーナス・ヘアー」、直線状になっているものは「キューピッド・ダーツ」と呼ばれ、それぞれ、恋の女神ヴィーナスや、愛のキューピッドを連想させます。ここぞという時、意中の相手を振り向かせたい時は、直線状になっている「キューピッド・ダーツ」がおすすめかもしれません。

恋愛を成就させるには相当なエネルギーが必要です。すでに相思相愛ということが分かっている場合ならともかく、相手の気持ちが全く分からない、自分に自信が持てないと思っているなら、ぜひこれらの石のパワーを借りてみましょう。
きっとこれまでにない勇気が芽生え、一歩踏み出すことができるはずです。


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原稿提供元アカデメイア