夢占い|恋愛の神様DX

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記憶を鮮明に残す夢日記
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夢の心理学的な解釈には、フロイト的な願望の反映という視点と、ユング的な無意識のメッセージという視点がありますが、これらはどちらも正しいものであるといえるでしょう。むしろ重要なのは、私たちが潜在意識の声にしっかり耳をすますことです。せっかく夢が私たちに自分を見つめ直す機会を与えてくれたり、将来に警鐘を鳴らしてくれているのに、それに気づかずにいるのは、実にもったいない話です。
そこでおすすめしたいのが、夢日記をつけること。これは必ずしも、日記のように毎日つけなければならないというものではありません。ただベッドの枕元にメモ帳などを置いておき、目が覚めたときに内容を覚えていたら簡単に書き記すだけでいいのです。夢は、不思議な性質を持っています。目が覚めてすぐのときははっきり覚えていた夢を、顔を洗ったりするわずかな時間のうちに忘れてしまうこともしばしばです。その意味でも夢は、起きてすぐメモなどの形で残しておいた方がいいでしょう。
また、夢日記をつけることによって、意外な効果も生まれます。それは、これまであまり夢を見ることがなかった人も、夢を見やすくなるということです。厳密には夢を見ないという人はいません。私たちの脳が睡眠中も活発に活動していることは、心理学の研究によっても明らかです。「私はあまり夢を見ないの」という人もかなりいますが、これらの人は、目が覚めるとほとんど同時に夢を忘れてしまっているのです。しかしこのような人も、夢日記をつけることによって、不思議と夢をある程度の時間は覚えていることができるようになります。それはきっと、神経を夢の内容に集中するためでしょう。
さらに、夢日記をつけはじめてある程度たったら、それまでの夢の内容をもう一度読み返してみてください。そして現実の生活の中での自分自身の迷いなどと照らし合わせることで、夢のメッセージをより正確に把握することができるようになるはずです。夢の中には、雑誌に連載されているコミックなどのように続き物のパターンで話が展開していくものや、一見関係なさそうに見えるけれど実は重要な関連を持った夢などがしばしばあります。そうした夢の分析の際にも、夢日記は大きな役割を果たすでしょう。



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原稿提供元アカデメイア