ダウジングとは、ペンデュラム(振り子)やL字ロッドなどと呼ばれる道具の微妙な揺れ具合を読み取って、メッセージを受け取ること。道具を用いて潜在意識とつながり、知りたい答えを導きます。
ダウジングの起源は、紀元前6千年ごろに描かれた南アルジェリアのタッシリ洞窟の壁画にあるといわれています。「ロッド」というダウジングの道具に似た棒を持つ人々が描かれているからです。ダウジングの書物としては15世紀のドイツで記されたゲオルギウス・アグリコラの『金属について(デ・レ・メタリカ)』が初めでした。ヨーロッパでは、水脈や鉱脈の探知に欠かせないものだったのです。20世紀になるとダウジングの応用範囲はさらに広がり、人間の意識を探るツールとして注目されるようになりました。
ここではペンデュラム(振り子)を用いた方法をご紹介します。ダウジングの道具を使いこなせば、物、場所、人(生き物)、エネルギー(水脈、油田、鉱物、霊的な存在)、時間、問題の答えなど、探したいものはたいてい探せるでしょう。また、エネルギー(具合や調子)を調べて調整したり、おまじないに活用することもできます。